ぷーさんのハニーハント

壁にぶつかったことでアドラー心理学に出会いました

雑用はどうでもいい仕事ではない 雑用こそ完璧にやる

20代のうちは、上司からの指示でコビーを取ったり、お茶出しをしたり、連絡をしたり、
いわゆる“雑用”を指示されることが多いと思います。


実際に私がフォローしている数名の若手社員からは、

「先輩から雑用ばかり指示される。仕事にやりがいを感じない。」

「現場監督は、もっと図面を見て指示をする仕事だと思っていたのに
 実際は書類作成が多くて専門的なことをやらせてもらえない。」

という悩みを聞きます。


彼らは、雑用も重要な仕事であるということを理解していないのだと思います。


雑用という言葉を調べると、
「種々の細々した用事」という意味でした。

雑用というのは、
“雑にやって良い仕事”、“重要ではない仕事”ではないのです。


雑用は嫌だ、つまらない、面倒くさいと感じる彼らに、
どの仕事も必要だからやる必要があり、役に立っているということを覚えていてほしいと思いました。


本当に必要のない仕事なら上司から指示されることはありません。

必要性が自分にはわからなかったら、上司に聞けばいいと思います。

どうしても必要がない雑用だと思うなら、自分で削減したり効率化する提案をすることもできます。




私の業務の場合、自分が主体的になって進める仕事と、お手伝いのような雑用の両方があります。

雑用こそ、ミスなく、遅れなく仕上げることを意識しています。

「こんなこともできないのか」と上司から思われたら、より難しい仕事は任せられないと思っているからです。

時には、ただの大量の書類のファイリングや、コピー、紙の書類のデータ化といったような単純作業もあります。

そんな仕事が続いていた頃は、「雑用ばかり…」
と思うこともあったかもしれませんが、基本的にはいつも前向きに取り組んでいました。


・この仕事を早く終わらせれば、次の仕事をやらせてもらえる。

・早く丁寧にやれば、上司から他の仕事(自分のやりたい仕事含め)を任せようと思ってもらえるチャンスになる。

・工夫してやることでより良い方法が見つけられる。

・単純作業なら、自分のスピードが上がる。
 例えばただの打ち込み作業なら、タイピングの速度が上がる。→今後他の仕事にも活かせる

・単純作業を他の仕事の間に挟むことで気分転換や休憩になる


こんなふうに捉えて取り組む雑用は、自分にとって全く嫌ではない仕事になっていました。



どんな仕事でも誰かの役に立っています。だから貢献できていると自信を持つこと。

そして、より重要な仕事を任せてもらえるように雑用は常に完璧にやること。

結局、どんな仕事でもどのように取り組むかは自分で決められることだと思います。




本日もありがとうございました(^^)
素敵な一日になりますように…