終わりを思い描くことから始める 目的地のない旅行はできない
コヴィー先生の『7つの習慣』
第二の習慣:目的を持って始める(終わりを思い描くことから始める)
この章では、人生のゴールを考えます。
人生のゴールとは?成功した人生とは?
・会社で昇進すること?
・恋人と結婚し家庭を持つこと?
・お金持ちになり高級な車や家を所有すること?
全ての人は死を迎えます。
コヴィー先生が問いかけるのは、
あなたは死という確実な終わりを意識して生きているのか?
ということです。
そこで、
自分の葬儀を想像し、そこに参列してくれる方にどんな弔辞を読んでもらいたいか
を考えます。
分かりやすくすると、
死を迎えたとき、周りの人からどんな言葉をかけてもらいたいか?
・あなたはどんな家族、仕事仲間、友人、地域の仲間であったか。
・あなたのどんなところ、どんな成果や業績を覚えていてほしいか。
・あなたは彼らの人生にどういう影響を与えたか。 など…
私が想像した娘からの言葉です。
『ママと過ごせた時間はいつも楽しかった。
みいはパパとママにとって何よりも大切なんだと感じ、ありのままの自分でいることに自信が持てた。
いつでも挑戦する勇気が持てた。
自分の気持ちを大切にすること、それと同じくらいに周りの人達の気持ちも大切にすることを教えてくれた。
夢に向かって努力することを示し、家庭を持つこと、働くことは楽しくて幸せなことだと思うことができた。
私には支え合える大切な人がたくさんいます。
だから、私のことは心配しなくても大丈夫だよ。
大好きな、自慢のママでした。』
こんなふうに言ってもらえたら、嬉しいと思えるし、安心できると思いました。
目的地を考えずに生きることは、旅行で例えると行き先を決めずに飛行機に乗ることと同じです。
何を準備し、どの飛行機に乗ればよいのか、全く分かっていないのと同じであるということに
これまでは気がついていませんでした。
人生は旅行とは違って長期的であり目的が分かりにくいことや、
戦時中とは違って死を意識していないために、私は基本的なことを忘れていたように思います。
例えば、家族との時間より、仕事での役職やお金を重視してきた人がいたとします。
ある時家族との関係を大切にしてこなかったことを後悔した時に
自分で気が付いて変わることもできると思います。
しかし、失った時間は戻りません。
だから、既に人生の終わりが分かっているのであれば
そこでどういう自分でいたいのか、一度考えてみることは意味のあることだと思いました。
死をイメージすることは少し難しかったですが、
終わりを思い描くことで、なりたい自分と必要なことが少し見えた気がしました。
本日もありがとうございました。
素敵な1日を…