ほうれんそうのおひたし 上司の心構え
昨日上司へ今後の社員教育についてご相談させていただきました。
新入社員を指導する教育担当者へ
接し方の指導をどのようにするか。
アドラー心理学を用いた教育をしたいのですが
まだ効果を出せていないので自信がありません。
社員に対して『共同体感覚でいこう!』
と言ったところで、『はぁ?』と返され質問攻めにされて
こちらが白旗をあげるのは容易に想像できます。
幹部へアドラー心理学を取り入れた教育の説明をした時に
分かりやすいQ&Aを作成するように言われました。
褒めない、叱らない教育って何?
勇気づけって何?
それを分かりやすく伝えるために
部下がこういう場合、上司はこうする。
という説明書のようなものを求められたのです。
もうすぐそこに迫る今年の新入社員に対して、もう間に合わないと判断し
『ほうれんそう の おひたし』
でいくことにしました。
有名なほうれんそう。
昨日まで私は勘違いしていました。
報告連絡相談をしなさいと言われてきたので
研修などで報連相は必ずするように指導していました。
しかし、本来は
『報告連絡相談をしやすい上司になろう』
ということらしいのです。
えーーーーーーー!
こうなると意味も使い方も全く異なります。
本当に驚きました(^^;)
次に、おひたし。
上司から、
「おひたしでいいんじゃないか?」
と言われ、聞いたことがあるような気はしましたが意味が分かりませんでした。
後から詳しく調べてみると、
おこらない
ひていしない
たすける
しじする
という意味らしく、上司の心構えだということでした。
最近学んだことと照らし合わせると
怒らない、否定しない、
はその通りだと思います。
でも、助ける、指示する、は何となく違う(ーー;)
助けても良いし指示も当然ですが、どちらも『〇〇の場合は』という説明書きが必要です。
そこで、新しいおひたしを考えました。
おこらない
ひていしない
たのしむ
しんらいする
部下の成長を楽しむこと、
部下を信頼することはとても大切なことだと思います。
『ほうれんそうのおひたし』
報告、連絡、相談がしやすい上司になる。
そのためには、部下に対して
怒らない、否定しない、楽しむ、信頼する。
新しいほうれん草のおひたしはどんな味なのだろう。
これを食べるとどんな世界が待っているのだろう。
口には入れることができても飲み込めない可能性もありますが、
少しずつでも実践して広げていけると良いと思います。
本日もありがとうございました(^^)
素敵な一日になりますように…